折角かけたアオリ烏賊♪取り込みのギャフアップが上手くいかずもたついている間にフックアウト！！なんてなったらショックすぎますね。
堤防で取り込みの様子を見ていると、初心者で取り込みが上手くいかないアングラーは、沖からアオリ烏賊を足元まで寄せてくると、大体その場でギャフかタモを出して取り込もうとすると、烏賊が抵抗してジェット噴射し堤防ぎわから離れます。
そこからまたアオリ烏賊を足元まで寄せて来て・・・・・
コレの繰り返しでなかなかアオリ烏賊を取り込むことが出来ず、モタモタしてるうちにバラシ！！こんな光景をよく見かけます。
折角かけたアオリ烏賊を逃がさない為にも、特に初心者の方はコツをしっかり頭に叩き込んで、その時に備えましょう♪
アオリ烏賊の取り込みのコツは、まず寄せですが、ラインテンションが変わるポンピングはバラしに繋がるのでNGです。リールの巻きとロッドの弾力を使いテンションが抜けないように注意しながら一定のテンションでアオリ烏賊をゆっくりと足元まで寄せて来ます。
アオリ烏賊が足元まで来てギャフが届く位置になったら、ロッドコントロールでラインテンションを保ったまま、ロッドを持っていない方の手でギャフを準備して足元に下ろしつつ、ロッドティップを右側に移動するか自分自身が堤防を右側に移動します。（右手にロッドの場合）
この移動によりアオリ烏賊の頭は沖側を向いている状態から左側を向いている状態になります。こうすれば多少アオリ烏賊がジェット噴射でドラグを出したとしても、堤防ぎわからは離れず自分のギャフを構えている方向に来るので、この時にすかさず烏賊の下側からギャフを引き上げて頭部分にギャフを打ち込みます。
ギャフ掛けに慣れないうちはアオリ烏賊のどの部分でもギャフが掛かれば良いですが、頭にギャフを打ち込めば引き上げ時に烏賊の足が下方向になるため、不意のジェット噴射で自分が墨を浴びてしまう危険も無くなります。
※寄せて来たら慌ててムリにギャフを打ち込むのでは無く、落ち着いて烏賊の体勢をコントロールしギャフを打ち込みやすい状態にしたうえでギャフアップすれば失敗もありません。
また玉網を使用している場合も同様に烏賊をコントロールして横を向かせたうえで、頭側に玉網をセットしてラインのテンションを少し緩めてやれば自分から玉網の中に入ります。
※玉網とギャフの違いとしては、ギャフは携行性に優れるだけで無く、ギャフの方が烏賊が警戒しにくいため、玉網より烏賊が足元で暴れずスムーズに取り込みを行う事が出来ます。
